OSIプロトコル:ISOによる標準規格で、通信に必要な機能を7階層に分割したモデル。
TCP/IP:OSIをシンプルに4階層に分割したもの。ISOではないが、こちらの方が世界で広く使われている規格。
TCP/IPについて
第4層:アプリケーション層(OSIだと7〜5層)
・ポート番号の指定
・圧縮方式、文字コードなどを指定
・セッションの管理
第3層:トランスポート層(OSIでは4層)
TCPとUDPが使われる。
送受信されたデータの信頼性を確保する。
エラー検出や、再送制御、アプリケーションの識別などが行われる。
第2層:インターネット層(OSIでは第3層)
IPなどのプロトコルが使用される。ネットワークをまたいでパケットを送信するため、ホストを識別するのに、IPアドレスが使用される。
IPアドレスは、ネットワークアドレス部とホストアドレス部に分けられる。
IPアドレスは、192.168.128.10/24
のように表される。
192.168.128の部分は、ネットワークアドレス部で、同じアドレスのものがグループとなっているネットワークである。これをサブネットという。
サブネットの中で、ホストアドレス部により、それぞれのコンピューターなどの機器が識別される。
24の部分は、サブネットマスクと言われ、サブネットを表すためのものである。
このように、グループ化して、ネットワークを識別しやすくしている。
その制御は、ルーティングと言われ、ルーティングテーブルという経路制御表によって通信の宛先を判断している。
どのサブネットにも当たらないアドレスへの通信は、全てデフォルトゲートウェイを通る。ルーターなどの機器が指定される。
ゲートウェイは、異なるネットワーク同士を接続するためのもので、その中でも、インターネットゲートウェイ は、VPC内からインターネットに接続するためのものである。他に、NATゲートウェイがある。仮装上の物なので、機器ではないか。。。
第1層:ネットワークインターフェース(OSIでは第2層)
MACアドレスで、宛先を判断して通信を行う。
データリンクプロトコルが使われる。Ethernet,FDDI,PPPなど。
最後にハードウェアがある。(OSIでは第1層)
デジタルデータと電気信号の変換を行う。
同軸ケーブル、ツイストペアケーブル、光ファイバー、無線など。
https://japan.zdnet.com/article/35137192/3/
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